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昔は・・・・

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全国的に雑穀の食品は女性が食べ米を食べるの

は男性と決まっていました。青森県や岩手県の女性たちは男性たちと同様な重労働をしても、男性たちより長生きでした。
雑穀を食べているものは力が出て重い荷物を担ぐことが出来、年老いても顔色が良く、稗を食べた母親は母乳がふんだんに出ると語られていました。

今は・・・・

 

雑穀は今や美容・健康食品としてブームになっています。白米に少ないマグネシウム・亜鉛・鉄分などのミネラルラル成分が十分に含まれているので、アレルギー代替食料としても注目されています。

​雑穀の発祥は?

日本の五穀については、古事記の中の「オオゲツヒメの神話」に記されています。
オオゲツヒメは阿波の国の国神となる女神であり、養蚕・五穀の起源神。自らの身体のあちこちからご馳走を出してスサノオノミコトにあげたそうです。それを汚いことをして供された食べ物と思ってしまったスサノオノミコトは、残念なことにオオゲツヒメを殺してしまいました。その死体から、蚕・稲・粟・小豆・麦・豆が発生し、それをカムムスビノミコトが取り上げて種子としました。それによって人々は作物等を作り、暮らしの豊かさがもたらされることとなったと想定されています。

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